膝の痛みとは?パターン別の原因と対処法を徹底解説!

query_builder 2021/05/15
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kansetsutsuu_hiza

当院に通われている患者さんの中で【膝の痛み】を訴える方はけっこう多いです。

今回は今までの施術経験をもとに、【膝の痛み】について簡単にまとめてみました。

 

1.そもそも【膝の痛み】とは?

2.【膝の痛み】のパターン

3.パターン別の原因と対処法

4.まとめ

 

 

1.そもそも【膝の痛み】とは?

ここで言う【膝の痛み】とは、膝関節周辺に出る痛みの総称として話を進めていきます。

原因はおおまかに言うと骨の変形(軟骨のすり減り・半月板損傷も含む)、靭帯の損傷、筋肉・腱の硬さに分けられます。

一言で【膝の痛み】と言っても色々な原因と症状があります。原因が違えばそれぞれに効果的な対処法も違ってきます。

まずは自分の【膝の痛み】は何が原因なのかを見極めないとなかなか改善できません。

そこで【膝の痛み】を痛む場所ごとに5つのパターンに分けてみました。

 

2.【膝の痛み】のパターン

     膝のお皿(膝蓋骨)の上もしくは下に痛みを感じる

     膝の内側に痛みを感じる

     膝の外側に痛みを感じる

     膝の裏に痛みを感じる

     膝の中側(関節内部)に痛みを感じる

痛みの感じ方には個人差があるので上記に当てはまらない方もいるかもしれませんが、おおまかに分けるとこんな感じです。

  次の項ではパターン別の原因と対処法を簡単に紹介します!

 

3.パターン別の原因と対処法 

     膝のお皿(膝蓋骨)の上もしくは下に痛みを感じる

多いのは『ジャンパーズニー(膝蓋靭帯炎)』です。

ランニングやジャンピング動作など繰り返しの負担によって膝のお皿の上下にある膝蓋靭帯が炎症を起こす事で痛みが発生します。

成長期の子供の場合は『オスグット』と呼ばれる成長痛の可能性もあります。(膝のお皿の下の痛みに限る)

痛みの出る動作を避けて、痛みのない範囲で太ももの前(大腿四頭筋)やふくらはぎ(下腿三頭筋)のストレッチをお勧めします!

専用のサポーターで負担を軽減させるのも効果的かと思います。

 

     膝の内側に痛みを感じる

1番多いのは『変形性膝関節症』です。

軟骨がすり減り膝の内側の骨が変形し炎症を起こす事で痛みが発生します。

年配の女性に特に多く見られます。

原因としては太ももやふくらはぎの筋力・柔軟性の低下などがあげられます。

まずはストレッチなどで柔軟性を取り戻してから少しずつ運動を取り入れていく事をお勧めします!

次に多いのが『内側側副靭帯損傷』いわゆる膝の内側の捻挫です。

スポーツ時だけでなく、日常生活でも起こりえます。

この場合、セルフケアだけではなかなか改善しないので早めに医療機関を受診する事をお勧めします!

 

     膝の外側に痛みを感じる

1番多いのは『ランナーズニー(腸脛靭帯炎)』です。

部活や趣味で長距離を走る人に多い症状で繰り返しの負担によって太ももの外側にある腸脛靭帯の付着部(膝の外側)で炎症を起こす事で痛みが発生します。

痛みの出る動作はなるべく避けて、臀部のストレッチをお勧めします!(太ももの外側はストレッチが難しいので、筋膜の繋がりを利用した臀部からのストレッチが効果的です)
次に多いのが『外側側副靭帯損傷』いわゆる膝の外側の捻挫です。

内側に比べると痛めにくい場所ではありますが、内側同様スポーツ時だけでなく、日常生活でも起こりえます。

この場合も、セルフケアだけではなかなか改善しないので早めに医療機関を受診する事をお勧めします!

 

     膝の裏に痛みを感じる

膝の裏は太もも裏(ハムストリングス)やふくらはぎの腱が集まってくる場所なので、硬くなるとストレスがかかり痛みが出やすくなります。

太ももの裏~ふくらはぎのストレッチと、足の裏のケア(ゴルフボールやテニスボール、青竹ふみなど)をお勧めします!

 

     膝の中側(関節内部)に痛みを感じる

日常生活で痛めることはあまり多くはありませんが、前十字靭帯・後十字靭帯の損傷の可能性があります。

スポーツで急にストップした時や接触プレーで痛める事があります。

膝のぐらつきや不安定感を感じたり、ひどい場合は足をつけなくなります。

この症状の場合は速やかに医療機関を受診する事をお勧めします。

 

 

※①~⑤すべてにおいてじっとしていての痛み・熱感・腫れがある場合はまずアイシングをして炎症が治まるまで23日様子を見ましょう。痛みを我慢してストレッチや運動を行う事はお勧めしません!

※ストレッチに関しては色々なやり方があり、ここで紹介するとかなり長くなってしまうので、また別の機会に改めてご紹介できればと考えています。

 

4.まとめ

【膝の痛み】でお悩みの方は多いと思います。

ひどくなると日常生活に支障をきたす事もあります。

個人的には膝周りに痛み・違和感を感じた時はなるべく早い段階で整骨院などを受診されることをお勧めします!

早めに正しい対処をすればひどくならずに済みますが、ひどくなってからでは改善するのに時間がかかります。

ただ、忙しくてなかなかすぐに受診できない方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は少しでもセルフケアの参考になればとまとめてみました。

これはあくまでも今までの施術経験をもとに個人的な見解を簡単にまとめたものですので、全ての人に当てはまるわけではありません。

参考程度に読んで頂ければ幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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